こんにちは!
3児のママ、FP2級のすずめです。
個人年金保険は加入されていますか?
私は、もともと、個人年金で将来への蓄えはしなくていいと考えていたのですが、ある日、会社の人から、
個人年金は、保険料の控除が受けられるから、控除される分だけ加入しているよ!
という話を聞き、
か、賢い・・・!
そんな視点があったのか!!
と、とても驚いたものです。
この話を聞いてから、せっせと個人年金を検討して、保険料控除額を計算し、実際に加入しました!
この記事では、
- 個人年金の保険料控除額の計算
- 個人年金における保険料の最適解
- 私の個人年金の支払い保険料
について、お伝えいたします。
個人年金の保険料について、こんな考え方もあるよ~
ということを知っていただきたいとともに、同じように、個人年金の保険料を、控除額ギリギリにしたいと思っている方の参考になれば、嬉しいです!
保険料控除申告書で計算式を確認
まずは、個人年金をいくら払えば、いくら控除を受けることができるのか、チェック!!
こちらは、国税庁ホームページにあった、給与所得者の保険料控除申請書になります!
画像の赤枠部分!
ここに、控除額の計算式があります。
今から個人年金に加入するとなると、計算式Ⅰ(新保険料等用)が該当します。
拡大したものがこちら!
A,C又はDの金額 | 控除額の計算式 |
20,000円以下 | A,C又はDの全額 |
20,001円から40,000円まで | (A,C又はD)×1/2+10,000円 |
40,001円から80,000円まで | (A,C又はD)×1/4+20,000円 |
80,001円以上 | 一律に40,000円 |
※このブログでは、個人年金の保険料について解説しているので、A,C又はDの部分は、個人年金の年間保険料を指します。
個人年金では、最大で40,000円の控除を受けれます。
では、これに基づいて、具体的に個人年金の金額を計算していきましょう~🎵
保険料控除の計算方法は?
個人年金の保険料控除の金額を、上の表にあてはめて、実際に計算していきます!
適当に、保険料をピックアップして、その控除額と、払った保険料に対して何%控除されるのかを計算しました!
じゃん!
年間の保険料 | 控除額 | 控除額/保険料の割合 |
20,000円 | 20,000円 | 100% |
40,000円 | 30,000円 | 75% |
60,000円 | 35,000円 | 58% |
80,000円 | 40,000円 | 50% |
100,000円 | 40,000円 | 40% |
例えば、年間2万円の保険料を支払った場合、その2万円が全額控除となります。
逆に、年間8万円の保険料を支払った場合、その50%である4万円が控除となります。
年間保険料が上がると、控除される割合が減る!
つまり、お得じゃなくなるってことだ!
お得な保険料の最適解はいくら?
では続いて、個人年金において、お得な保険料の最適解はいくらなのか、考えていきましょう!
結論は、
- 割合ベースで見ると、年間2万円の保険料が最もお得
- 金額ベースで見ると、年間8万円の保険料が最もお得
ということです!
年間2万円の保険料だと、全額が控除対象となるので、割合的には、最もお得!
一方、割合は50%となれども、控除金額の最も多いのが、年間8万円の保険料!
このどちらかが、最適解と言えるでしょう!
ちなみに、年間2万円の保険料の場合、月額1,666円の支払い!
年間8万円の保険料の場合、月額6,666円の支払い!
2万円or8万円のどちらの照準を合わせるのかは、ご自身で支払い可能な保険料から考えてみてくださいね!
私はいくら払っているのか?
では最後に、私は個人年金の保険料を支払っているのか、お伝えします。
今回、この記事を書くにあたって、改めて、自分の保険料を確認してみたところ・・・!
加入したのは、約3年前なのですが、なんと、月額8,000円、年間96,000円を支払っていました!
え?全然お得じゃないやん!(笑)
そうなんです!
年間8万円以上の保険料は、どれだけ払っても、控除割合は減るは、控除金額は増えないはで、全くお得じゃなりません!
3年前の自分、何考えてたんだ!!
個人年金に入るきっかけも、「個人年金は、控除金額を考えてから、保険料を決めたらいい!」ということを教わったからなのです。
それを踏まえて、この記事と同じ計算をした覚えはあるのですが、なんと、決めた保険料が、お得じゃないという・・・
もう!もう!3年前の自分の意識の低さよ!!
たぶん、当時は子供が2人(今は3人)だったので、そんなにお金に必死になっていなかったんでしょうね。
そして、なんとなく、キリのいい数字で申し込みをしたんでしょうね(トホホ)
ちょっとショックではありますが、月額8,000円の保険料が支払いできないわけではなので、当面はこの保険料で個人年金を積み立てていきたいと思います。
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