こんにちは!
3児のママ、すずめです。
このブログは、主にお金のことを書いているのですが、今日は夫と自分の話!
自分はさげまんかもしれない・・・
さげまんとは、人間関係や物事の間(めぐり合わせ)を下降させる女性=運気を下げる女性
そう気づいたのは数年前。
いつも自信満々でポジティブな夫が、会社の昇進試験に落ちたことがきっかけでした。
(※私は、夫の昇進試験に合格してもしなくても、どちらでもいいと思っています。
夫の人生なので。
夫が昇進試験に受かりたいと思っている前提の話です。)
まぁ当時は、色々あったのですが、置いておいて・・・
ここで普通の妻は、夫が昇進試験に落ちたことと、自分(妻)との関連性について考えないのかもしれません。
しかし、ネガティブな私は、
これは私のせいかもしれない…
なんだかそんな風に感じました。
なぜなら、私には、自分がさげまんだと感じる心当たりがあったからです。
当時、夫との仲も良くなく、私も決して「いい妻」と言える振る舞いではなかったのです・・・
今日は、そんなさげまんだった私と、さげまんを乗り越えるために改善した夫との関係性について、まとめました。
愚痴も多いので、大丈夫な方だけ・・・
読み物感覚でご覧くださいね。
自分がさげまんだと気づいたきっかけ
私の夫は、私と正反対のタイプ!
自信家で、ポジティブで、楽観的!
会社の昇進試験も、根拠の有無はわからないですが、「自分は受かる」と思っていたようです。
ところが、結果は、落ちた・・・
当時は、(ただでさえよくない)家の雰囲気が、さらに悪かったなぁ
ここで、夫が落ちた原因を考えてみました。
・夫の実力←普通はコレ?
・妻のサポート不足
私は、夫が昇進試験に落ちたときに感じたこと!
私のせいかもしれない・・・
今振り返ると、これは「夫の問題」であり、妻の私が振り回されることではない。
しかし、自信満々の人が落ちると、何か他に(夫以外に)原因があるのか?と思っちゃったんですよね~
そして、後述しますが、私が、私のせいでは?と感じるほど、当時の私のふるまいや、夫婦の関係は悪かったのです。
ちなみに、私の友達で何人か、「自分はあげまんだ」という人がいます。
夫の会社での評価がいいとか・・・
彼氏の就職先が理想通りのところに決まったとか・・・
友人から、そんな話を聞いていたので、パートナーの評価には、妻(彼女)のサポート力が関係している、と心のどこかで思っていたのでしょう。
そして、心のどこかで、「自分はあげまんだ」と言えるくらい、自分に自信のある友人たちを羨ましく思っていました。
自分に自信がある友人は、ポジティブで明るい、これまた私とは反対のタイプ!
キャパオーバーだった当時の話
夫が昇進試験に落ちたとき・・・
その頃、数年間の我が家の状況はこんな感じ!
- 夫、激務すぎる
- 妻(私)、年子のワンオペ自宅保育&復職でうつ病寸前
ちょうど、結婚してから数年間は、夫の仕事がとても忙しくて。
週休1日は当然、3日に1回しか家に帰れない期間があったり、夫もワンオペ職場に配属になり休みが取れなかったり・・・
その裏で、妻の私は、年子の乳児2人を1日中ワンオペで自宅保育していたことで、今振り返ると、どう考えても精神的におかしかったです。
私がいなくなったら、夫も私のありがたさに気付くでしょ
とか。
(これも今思うと、私、頑張っているのを認めてほしかったんだなぁと)
私たちは、基本的に平日は、顔を合わせて話をすることはなかったです。
休日になると、疲れて寝たい夫と、休日くらい子供の相手をしてほしい私でバトル!
たまーに私が話すことと言えば、
「育児でどれだけ疲れて大変か」
「もっと仕事をどうにかしてほしい」
といった愚痴や文句がメイン。
お互い様ですが、自分がキャパオーバーになると、相手を思いやれないんですよね・・・
もちろん、夫が仕事をしているからこそ、生活ができていたのです。
しかし、私は感謝するどころか、ブラック企業体質である夫の会社も、仕事ばかりの夫も、そんな夫と結婚した過去の自分も恨んでいました。
そして、昇進試験に関していえば、
「これほど、家族を犠牲にして、時間の大半を会社に提供しているんだから、受かるでしょ?」
「私は、この年子ワンオペ育児をしているだけで、十分に夫の仕事に貢献している」
私もそんな風に考えていました。
当時は育児と家事に必至だったので、気づかなかったのですが、当時の私は、今振り返ると、
- 夫への感謝なし
- 夫のふるまいに小言を言う
- 自分の苦労ばかりを主張する
夫の昇進試験の結果と、私の態度の関連性はわかりません。
しかし、「きっかけ」として、私のダメなふるまいに気付かせてくれたのが、皮肉にも、昇進試験に落ちたことでした。
これをきっかけに夫との関係を再構築することを始めました。
意識的に変えたこと
どうやって夫との関係を再構築すればいいのだろう・・・
そうは言っても、これまで険悪だった夫との関係を良くするのは簡単ではありません。
結果は、一度にではなく、数年かかって、徐々に関係が良くなっていったというところです。(今も道半ばです・・)
振り返ると、夫との関係をよくするために、私に足らなかったことは大きく分けて次の2つ!
- 夫の承認欲求を満たす。
- 夫をコントロールしようとしない!
カッコいい言葉を使っていますが、普通のことしかしていません。
承認欲求を満たす
誰もがですが、自分のこと、頑張っていることを認めてもらいたいもの!
私自身、自分の承認欲求を満たしてもらうことばかりを考えていましたが、夫の承認欲求を満たすことを意識しました。
でも、最初にやったことは、いたって普通のあいさつから!
- LINEするときに「お疲れさま」とつける
- お見送りをするようにした
- 誕生日おめでとうを伝える
- お礼を伝える
こんなことを言うと引かれそうですが、私は「お疲れさま」という声かけもできていませんでした。
なぜなら、夫が仕事ばかりすることに腹が立っていたから・・
お見送りもまた然りで・・・
夫が会社に行く後ろ姿を見るのは、いつも辛かった。
また私たちを置いて、行ってしまう・・・
私は今日も孤独だ・・・
快くお見送りできないので、ずっとお見送りはしていませんでした。
でもやっぱり、関係を修復するには、基本のあいさつから始めよう、と!
「お疲れさま」
「いってらっしゃい、気をつけて」
「お誕生日おめでとう」
「ありがとう」
あいさつの中でも特に、夫の承認欲求を満たせそうなあいさつから、始めました。
まぁでも初めは、恥ずかしかったですが、慣れたら日課としてできるようになりました◎
コントロールしようとしない
今思うと、夫が私の思いどおりに動かないことにイライラしていました。
特に休日は、家族のために時間を使ってほしかった・・・
しかしまずは、夫の休日の使い方に文句を言わないように心がけました。
特に、休日のゴルフや、平日の飲み会に快く送り出す!
まずはそこからスタート!
週1日の休み日にゴルフに行かれる、それはつまり、実質14日連続ワンオペ育児も同然ということ。
知ってます?(ゴニョゴニョ…)
ゴルフって丸1日がかりなんですよ・・
こんなに妻が精神的に追い詰められているのに、唯一の休みも、仕事関係の人と過ごすとは何事だ、と!
夫も息抜き(ゴルフは趣味)が必要だったのかもしれないのですが、当時はそんなことも気遣えませんでした。
飲み会もまた然りです。
このゴルフや飲み会を、快く、とはいかなくても、せめて、文句を言わずに、送り出すくらいにはなれました。
ここまで、普通の夫婦だと、きっと当然だよね・・・
でも、私は、お恥ずかしながら、できていなかったです。
こんな些細なことから始め、数年かけて、夫とのコミュニケーション、夫への気遣いを増やしていったように思います。
変わったのは夫の方だったのかもしれない
私が変わったように見せかけて、実は、先に変わったのは夫の方だったのかもしれません。
ここ数年、夫は変わりました。
数年前は、ご飯を食べ終わるとすぐにゴロゴロしていた夫。
数年前は、赤ちゃんのオムツ、う〇ちの時、俺は変えないと言い張っていた夫。
今では、家事・育児をしながら、自分で、
こんな献身的な夫、おらんで~
と鼻高々に言っています。
それは、夫自身、誰かと暮らす生活に慣れたのかもしれないし、徐々に、夫の中で家事・育児のハードルが下がってきたのかもしれません。
でも、夫が、家事・育児をするようになると、私も徐々に、素直にお礼を言えるようになってきました。
ある日、珍しく夫が土曜日休みだった日。
上の子2人のスイミングに、末っ子(0歳)も抱っこ紐で連れて行ってくれるとのこと。
てっきり、末っ子(0歳)は、私と家で留守番だと思い込んでいた私でしたが・・・
え?いいの?
と驚き。
要するに、夫が、私に1人になる時間をくれたのです。
もしかしたら、夫の方が先に、「1人になる時間は大切」だということに気付いていたのかもしれません。
そしてこの頃から、私自身も、「自分が1人になる時間」を意識的に確保するようにしてきました。
私も1人になる時間を取るようになると、今度は逆に、夫の休日ゴルフも、快く送り出せるようになるというか・・・
相手から何かを受け取ると、何かを与えたくなるのが人間◎
そんな好循環を作っていきたい!
夫婦は「ガチャ」じゃない
「親ガチャ」「先生ガチャ」という言葉が流行っていたりしましたが・・・
夫婦は、ガチャではありません。
ガチャとは、自分では環境を選べないのに、その環境により物事の明暗が分かれること
夫婦はガチャではなく、何と言っても、自分で選んだ人です。
自分で選んだからには、かつての私のように、環境やその人を恨んだりしない方がいいなぁと。
私自身も、自分で夫を選んだ責任として、夫婦関係をよくするために、努力してかなければなぁと改めて思うのです。
おわりに
この記事は、脱さげまんをテーマとしてきました。
脱さげまんを達したかどうかはわからないですが、今は、数年前より、夫との関係が居心地よくなりました。
働き方改革のおかげで、夫の休みが若干増えたことも後押しして、私の心に、すこーしだけゆとりができ、今では仕事をしてくれている夫に感謝できるようになりました。
私自身、家で笑うことも増えてきたと思います。
まぁ、今でも、「夫婦仲がいい♡」と言えるほどではありませんが・・
やっぱり、ワンオペ育児の悪影響って計り知れないというか・・・
病んだ私のメンタルの回復と、夫との関係を修復するために、長い年月が必要でした。
夫が昇進試験に落ちたことは、単なる夫の力不足であった可能性もあります。
しかし、私にとっては、夫へのふるまいを考え直すきっかけとなりました。
そして、このように記事にまとめて振り返ると、夫に対して、逆によく、私とここまで一緒にいてくれたなぁと思うくらい。
あー私って未熟だったな。
今回この記事を書くことで、改めて、自分の未熟さに気づかされました。
夫との関係の修復は、まだまだ道半ばです。
これからも「夫を承認(感謝)する」「夫をコントロールしない」を意識して、ベターな関係を作っていけるようにしたいな♪
実はもうすぐ、育休が終わることもあり、最近は私の中で、育休期間を振り返っています。
振り返ると思い返すのが、夫との関係改善と、昇進試験のこと。
この先いつか、この記事を振り返った時、自分自身がさらに成長していることを期待して、ここに残しておきました。
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