ふるさと納税の限度額は、昨年の源泉徴収票を基に計算します。
今年の収入は昨年とちがうでしょ?
今年の納税額は、今年の収入から計算した方が、誤差がないよね?
こんな疑問を抱いて、この記事にたどり着いてくれたあなたは、ふるさと納税上級者です。
こんにちは!
ふるさと納税大好き、FP2級のすずめです。
私は、ふるさと納税の限度額を計算するときに、昨年の源泉徴収票ではなく、今年の給与明細を使っています。
この記事では、
- 今年の給与明細を使ってふるさと納税の限度額を決める理由
- 私流!今年の給与明細を使ってふるさと納税するやり方
を紹介しています。
実際に、今年の給与明細からふるさと納税を計算しているフォーマットは、こちらに載せています。
ふるさと納税で今年の給与明細を使う!私の入力フォーマットを公開!・限度額ギリギリまでふるさと納税したい
・本来の納税額より多く納税することは避けたい
・今年の給与明細からどうやってふるさと納税額を決めるか知りたい
・毎年昇給があるサラリーマンの方
・年収の変動が激しい方
今年の納税額は、今年の所得で決まる!
ふるさと納税できる金額は、昨年の源泉徴収票の値を、ふるさと納税仲介サイトの控除上限額シュミレーションに入力することで求めることができます。
(※今年の源泉徴収票は、翌年にならないと手に入りません。直近の源泉徴収票が、昨年のものとなるため、昨年の源泉徴収票を使います。)
多くのふるさと納税仲介サイトを見ると、こんなことが書いてあります。
お手元に「源泉徴収票」または「確定申告書の控え」をご用意ください。
控除上限額は、今年の所得金額から算出されるため、目安としてお考えください。引用元:ふるさとチョイス
他のサイトもいくつか確認しましたが、いずれも、「(昨年の)源泉徴収票」を用意するように書いてありました。
ところが、大前提として、今年の納税額、つまりふるさと納税できる額は、今年の所得に基づいて決まります。
昨年の源泉徴収票を用いて計算したふるさと納税できる値は、あくまで参考値!
それぞれ、いろんな事情で、昨年の所得と今年の所得は異なる場合がほとんどです。
- サラリーマンは、年収が毎年少しずつ増えていくことが多い
- 転職すると、年収は大きく異なる
- 育休を取り、年の途中で復帰すると、その年の年収は大幅に減る
- 働き方を時短に変更すると、年収は減る
- 今年から新たに仕事を始めると、そもそも昨年の源泉徴収票がない
- 今年からidecoを始めた
今年の給与明細から、自分で今年の所得を計算したうえで、ふるさと納税の限度額を決める方が正確なのでは?
こう考えた私は、今年の給与明細から、ふるさと納税の限度額を求めています。
今年の給与明細を使うと、納税が間に合わない?
今年のふるさと納税は、今年中に納税しなければいけないという決まりがあります。
最後の12月の給与明細が出てからだと、遅いでしょ?
大丈夫。
今年のふるさと納税は12月31日までできます。
ふるさと納税仲介サイトでは、今年のふるさと納税を、12月31日まで受け付けています。
ただし、自治体によっては早めに締め切る場合や、入金の関係で申込が翌日以降にずれる場合もあるそうなので、注意が必要です。
特にサラリーマンの方は、御用納めの12月28日頃には、給与明細を手にできていることがほとんどではないかと思っています。
ここで、我が家のふるさと納税するスケジュールをご紹介します。
昨年のふるさと納税額を参考に、納税額に余裕を持って、ふるさと納税をします。
ポイントは、冷凍庫のキャパシティを考えて、できるだけ返礼品の受け取り月がばらけるように調整します。
私は、楽天ユーザーなので、楽天お買い物マラソンに合わせて、ふるさと納税しています。
楽天ポイントももらえてお得です。
12月20日が給料日なのは、我が家の場合です。
朝から夫に、「今日絶対、給与明細持って帰ってきてね」と念押し!
別記事で紹介するフォーマットに入力し、今年のふるさと納税限度額を確定させます。
例年、12月26日頃まで、楽天市場では、大感謝祭が行われています。
私はここで、駆け込みふるさと納税をします。
お買い物マラソンと同じで、楽天ポイントもがっぽりもらえるので、超お得です!
注意:楽天の都合なので、毎年、年末に楽天大感謝祭がある保証はありません。
このようなスケジュールで、ふるさと納税と向き合っています。
特に、年末の駆け込みふるさと納税は、私にとってビッグイベント!
限度額ギリギリを攻めるのは不安?
そもそも、ふるさと納税仲介サイトで計算されるふるさと納税額は、各サイトによって異なります。
同じ源泉徴収票に基づいて入力しても、各サイトによって、異なる限度額が出てくるということです。
こちらに、ふるさと納税仲介サイトによって、限度額が異なる理由が書いていました。
私は税理士ではありませんので、詳細にはわかりませんが…
納税額の決定は複雑なのでしょうね。
実際、同じ源泉徴収票をいくつかのふるさと納税仲介サイトに入力してみると、2000円程度のずれがありました。
昨年の源泉徴収票、今年の給与明細ということに関わらず、限度額と同額までふるさと納税するのはやめましょう。
我が家は、サイトで計算した分より数千円程度少なく見積もって、ふるさと納税します。
これは、欲しい返礼品の金額によって変わるので、「〇〇円」と決めていません。
例えば、「あと3000円出すと、欲しい返礼品がもらえる」となれば、限度額を超過するリスクを承知のうえで、ふるさと納税することもあります。
「絶対に限度額を超えたくない」という場合は、計算上の限度額より一万円程度少なくふるさと納税するなど、ご自身でリスク管理をしてくださいね。
今年の給与明細からふるさと納税額を計算できるサイトはある?
「今年の給与明細からふるさと納税の限度額を計算する」という方法を考えたときに、参考になる個人サイト、企業サイト、アプリなどがあるか調べました。
ところが、意外と、そのようなサイトはなかったんです。
でも、私は、
絶対この方が正確だ!お得だ!
と、今年の給与明細から計算をして、ふるさと納税をしたくて仕方ありません。
ならば、自分で、フォーマットを作ってしまおう!と、フォーマットを作ってみました。
このフォーマットはこちらでご紹介しています。
ふるさと納税で今年の給与明細を使う!私の入力フォーマットを公開!(長くなりますので、別ページにうつります。)
家計簿に入力するようなものですよ。
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