こんにちは!
ふるさと納税歴10年目のすずめです。
ふるさと納税の限度額を、昨年の源泉徴収票からではなく、今年の給与明細から計算している私。
この記事では、私が使用している給与入力フォーマットを公開しています。
以前、こちらの記事で、ふるさと納税の限度額を給与明細から計算する理由や方法を説明しました。
ふるさと納税の限度額を今年の給与明細で計算する!サラリーマン必見!私は、給与明細から年収を計算し、毎年その金額に基づいて、ふるさと納税をしています。
この記事では、
- 給与明細入力フォーマットの公開
- 実際に入力する方法・注意点
- 給与明細からふるさと納税額を計算する意外なメリット
などをお伝えしていきます。
給与入力フォーマットは、素人で一主婦の私が作成したという点をご了承のうえで、気になる方は、最後までご覧くださいね。
給与明細からふるさと納税額を決める手順
私が、給与明細からふるさと納税額を決めている、その手順をざっくりとお伝えいたします。
この記事で、私が使っている給与入力フォーマットを共有しています。
この入力フォーマットを、自身の給与明細に合わせてアレンジして、使用してくださいね。
給与入力フォーマットで求めた年収等に加えて、生命保険料控除等、自身の状況を入力する必要があります。
ふるさとチョイスで求めた金額に基づいて、ふるさと納税を行います。
毎年、緊張する答え合わせ…(ドキドキ)
給与入力フォーマットに、給与を入力して、年収を把握することができれば、あとは難しくないです。
では、次から順番に、各手順を詳しく見ていきましょう~!
給与入力フォーマットはこちら
私が、給与を入力するために作成した「給与入力フォーマット」はこちらです。
ダウンロードして使うことができます。
この給与入力フォーマットは、簡単にエクセルでセルを作成し、計算式を入れたものになります。
このフォーマットをひな形として、ご自身の給与明細に合わせて、項目や計算式など、変更してくださいね。
入力フォーマットの解説
要は、課税対象の総支給額(つまり額面の年収)と、社会保険料を求めることができればOKです!
まずは、お手元に12ヶ月分の給与明細とボーナス明細を準備!
自身の給与明細を確認し、該当項目を白セルに入力してください。
ちなみに、交通費は、課税対象ではありませんので、税額の計算には含まれません。
給与明細には他にも、「組合費」や「生命保険料」などが控除されている場合がありますが、ここでは気にしなくてOKです。
入力フォーマットの注意点
注意点1つ目
必要な項目は、年収と社会保険料です。
12ヶ月分の給与明細とボーナスの明細を該当箇所に入力することで、額面上の年収と、社会保険料の総額を求めることができます。
これを、次のステップである、ふるさとチョイスの限度上限額シミュレーションに入力します。
注意点2つ目
交通費は、非課税項目です。
夫の給与明細は、総支給額に交通費が含まれているので、交通費を引く必要があります。
自身の給与明細を確認して、総支給額に交通費が含まれている場合は、フォーマットの「交通費」という欄に値を入力してください。
反対に、総支給額に交通費が含まれていない給与明細の場合は、フォーマットの「交通費」という欄に、値は入力しないでください。
ちなみに、私の給与明細は後者の方で、総支給額とは別に、交通費が支給されている旨が記載されています。
ふるさとチョイスへの入力方法
次に、上で求めた総支給額(年収)と、社会保険料を、ふるさとチョイスの控除上限額シミュレーションに入力します。
ふるさとチョイス以外にも、控除上限額を入力するサイトはあります。
楽天ふるさと納税、さとふる、などなど…
が、ここではふるさとチョイスを使ってください!!
回し者でも何でもなく、入力項目の関係で、です。
ふるさと納税の控除上限額を求めるサイトに、ふるさとチョイスを使ってくださいと言うだけで、実際にふるさと納税をするのは、ご自身のお好みのサイトでOKです。
ちなみに、サイトによって、ふるさと納税の控除上限額の計算結果も異なるらしいですよ。
こちらに参考記事が書かれていました。
入力するために必要なもの
ふるさとチョイスに入力するために必要なものは次の3つです。
- 給与明細入力フォーマット(上に紹介したフォーマットのことで入力済みのもの)
- 年末調整の申請書類(11月頃に会社に提出するもの)
- 医療費の合計金額(10万円を超える場合)
入力項目の解説
ここでは、ふるさとチョイスの控除上限額シミュレーションで、入力に困りそうな項目のみ、解説します。
ここで説明している項目以外については、ご自身の状況に合わせて、ご入力ください。(解説不要で入力できる項目です。)
(著作権の関係で、H.P.画像の転載を控えております。ご了承ください。)
①STEP.1 あなたの給与収入
ここに、給与入力フォーマットで求めた総支給額(年収)を入力してください。
②STEP.3 社会保険料の金額
ここに、給与入力フォーマットで求めた社会保険料の合計金額を入力してください。
idecoをしている場合は、その金額を含めた金額を入力してください。
③STEP.3 生命保険料の控除額
会社に提出した年末調整の申請書で算出した生命保険料控除の金額を記入してください。
④STEP.3 地震保険料の控除額
会社に提出した年末調整の申請書で算出した地震保険料控除の金額を記入してください。
⑤STEP.3 医療費控除の金額
10万円を超える場合のみ、医療費総額から10万円を差し引いた金額を記入してください。
(これは、年が明けたら確定申告が必要になります)
⑥STEP.3 住宅借入金等特別控除額
会社に提出した年末調整の申請書で算出した住宅借入金等特別控除額の金額を記入してください。
Q&A
- 給与明細の控除額を見ると、他にも色々引かれています。
- 支給額と、控除であれば社会保険料以外は給与入力フォーマットに入力しなくて大丈夫です。
我が家の給与明細も、税金や組合費等が引かれていますが、気にしなくてOKです。
- 12月の給与は、12月にならないとわかりません。
- 今回紹介の方法だと、12月の給与が判明してから駆け込みでふるさと納税をすることになります。
- 年末調整還付額は入力する?
- これも入力しなくてOKです。
- 後ほどもらってきた源泉徴収票と答え合わせをして、ずれはない?
- あります!
私の場合、入力間違いがあれば、ずれはあります。
ずれたこともありますが、後から見直すと、すべて入力間違いであったケースでした。
- 入力を間違えて、ふるさと納税の控除上限額を超えていた場合はどうするの?
- 諦めます!
これは、もう、どうしようもありません…(カナシイケレド)
ただ、余分に払った税金分も、「返礼品の分だ」と思うことができるので、幾分か気が楽です。
- 入力を間違えて、多くの税金を納めてしまうのではないかと不安です。
- 手入力するので、入力間違いのリスクはあります。
不安であれば、今回ご紹介した方法はしない方がよいでしょう。
通常通り、昨年の源泉徴収票に基づいて計算してください。
手入力の方法を取る以上、リスクを承知のうえでしていただきますよう、お願いいたします。
- 給与明細がありません。
- この給与入力フォーマットは、あくまで毎月給与明細がもらえる会社に勤めている方を対象としています。
対象ではない場合、使用しない方がよいでしょう。
ふるさと納税額を自分で計算する意外なメリット
サラリーマンの場合、税金や社会保険料は、給与から天引きされます。
例え、給与明細をもらっていたとしても、実際にいくら払っているのか、実感がありません。
ところが、給与明細から自分でふるさと納税額を計算するようになると、税金や社会保険料をいくら払っているのか、意識するようになりました。
自分が支払っている税金と社会保険料の金額に驚愕しました・・・
給与明細からふるさと納税の控除上限額を計算するのは一手間かかってめんどくさい作業です。
しかし、「ふるさと納税を上限額ギリギリまでできる」というメリット以外に、「税金や社会保険料の勉強」にもなったので、私の知識はアップしました!
節税への意識が改めて芽生えました!
私は、こういったお金をチマチマ計算して、節税したり、お得にモノをゲットしたりすることが大好きです♡
しかし、好きではない方にとっては、リスクを取って、好きではない作業をすることは苦痛だと思います。
そもそも、昨年の源泉徴収票から計算できる(しかも推奨されている)ので、無理に今年の給与明細から求める方法を使う必要はありません。
「やってみたいな」と思った方だけ、参考にしてみてくださいね!
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